境野米子の自然暮らし

築150年の茅葺きの古民家を修復し、暮らしはじめて16年。おいしい水が湧き、囲炉裏があって、四季折々の恵みにあふれる暮らしを楽しんでいます。

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「エンジョイ田舎暮らし」

「エンジョイ田舎暮らし」日本農業新聞 2月23日掲載 

  



「ウワア、これは大変だ」一晩で30センチ以上積もり、最近にない大雪。



起きたのは夜中の1時半。体操をして「さあ仕事」と部屋を温め、お茶の用意を始めたら、突然停電。



あわてて懐中電灯を探しましたが、ない!



茶の間までローソクを取りに手探りで向かいました。



ところがマッチがない!



落ち着けと言い聞かせ、引き出しにあったと思い出し、ローソクに灯りをつけました。



細いローソクでも明るくて、ホット安心。



しかし、水は出ない、ストーブは使えない、パソコンも電話もできません。



停電?復旧はいつ?と問い合わせたくても、電話番号がわかりません。



毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」を探し出し、24時間受付のコールセンターへ電話をかけました。



すぐに「どうしました?」の優しい声。



「今、原因について調べています。できるだけ早くに復旧させます」との説明。



夜中の雪深い山の中をグングンと踏み越えていく係員の姿を思い浮かべ、心が静まりました。



ローソクの灯でも本が読めるとわかり、いつものように祈り、聖書を読み、仕事の資料を読み始めましたが、夜明けとともに深々と冷え込んできて手足はガチガチ、鼻水がタラタラ。



ホッカイロを足に貼り、毛布でくるみましたが、追いつきません。



台所へ移動し、唯一影響がなかったガスで野草茶を沸かし、大鍋でダイコンを煮て、部屋を暖めました。



また温まったやかんを膝に乗せ、即席の湯たんぽで温まりました。水が沸き、囲炉裏の火があるから災害に強いなどの思い上がりを反省。



ローソク、マッチ、非常時の電話番号、水の汲み置きなど、不意の災害への備えの必要性を認識させられました。



電気は3時間後にようやく復旧し、明るい、温かいありがたさを改めて実感しました。





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