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境野米子の自然暮らし

築150年の茅葺きの古民家を修復し、暮らしはじめて16年。おいしい水が湧き、囲炉裏があって、四季折々の恵みにあふれる暮らしを楽しんでいます。

2011年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年09月

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農業分野の踏ん張り

農業分野の踏ん張り

壊滅的な打撃を受けている福島の農業ですが、その中でも、このように雄雄しく立ち上がり、踏ん張っている生産者や会社があります。多くのかたがに応援をお願いしたいです。
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代表取締役伊藤俊彦の哲学[見えている農業のあした]

全品検査で「安心システム」の構築

東日本大震災から4カ月。水田の景観は緑一色となり、生育も順調です。桃も梨も葡萄も作柄良好で申し分ないのですが、放射能汚染だけが危惧されます。我々自身も心配している訳で、皆様がご心配されるのは当然であると考えております。はぐらかし、先送り、後手後手の対応、政府や原発関係機関から出される情報の隠蔽や豹変に対する不信感は増幅する一方です。

足尾鉱毒・水俣病・薬害エイズ・B型肝炎訴訟などと同様、政治行政が積極的に動くケ-スはないのではないかと思ってしまう昨今です。生きるということは自立が基本ですので、政治行政が民衆より進んで何かを起こすようなことは基本的に有り得ないことなのかもしれません。

「政治行政が何かしてくれる」などと当てにしていると復興が遅れるばかりであることを認識し、自らが学び賢くなってこの難局と戦っていかなければならないと強く思うようになりました。

カタログハウス様の計らいにより、チェルノブイリ救援・中部の河田昌東(かわたまさはる)先生を定期(月1回程度)にお招きし、健康被害対策や土壌汚染対策についてのアドバイスを受けながら多様な対策試験に取り組む運びとなりましたことは先般お伝えしましたとおりです。チェルノブイリ事故から20有余年支援活動を続けてこられた河田先生の歴史に刻まれた実践デ-タ-を根拠とし、放射能汚染対策の進化を目指してまいります。

この9月には「水」「土」「食品」の放射能汚染について独自に分析できる体制を整えることを決定いたしました。皆様から頂戴いたしました義援金などを活用させていただき、ドイツ製のベクレル測定器を導入いたします。「圃場毎」「生産者毎」「作物毎」「出荷ロット毎」の安全確認を詳細にチェックしてまいります。人の健康と命に直結する問題です。皆様からのご厚情を共有できる体制づくりに活用させていただく所存です。

また、これに先立ち大地を守る会様のご好意により、7月末から同会が所有するベクレル測定器を貸していただけることになりました。早速、分析室の設置に取り掛かり福島県産農産物は勿論、農産物全品検査による出荷体制の構築を実現させます。現状におきましても外部委託検査は行っておりますが、更に安全確認体制を充実させる考えです。

私たち自身が安心して口にできることが基本です。自らが疑心するものを皆様にお薦めできる筈もありません。私にも同居する二人の孫がおります。かわいくて仕方ありません。この孫たちを守り抜く食の安全根拠こそが、皆様にお薦めできるものと同様ものでなければならないと思っています。新たな安心システムを近日中にご紹介できると思います。安心安全なものをよりおいしく食べていただくための努力を惜しむことはありません。今後もよろしくお願いいたします。

安全基準につきましては政府が示す暫定基準を法的指標と認識する一方、チェルノブイリ原発事故から10年後、多様な健康被害の実態を踏まえて精査されたウクライナ基準を当面の目標指標にしたいと考えております。チェルノブイリの悲劇に学び、これを繰り返さないための参考指標とすることは歴史に学ぶ意味においても当然のことであると思っております。原発事故との戦いは長期戦になります。時間はかかると思いますがこの窮地を必ず乗り越え、以前に増して皆様から信頼される私たちを創造してまいります。
                      
㈱ジェイラップ 代表取締役 伊藤俊彦
http://www.j-rap.co.jp/index.html
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