境野米子の自然暮らし

築150年の茅葺きの古民家を修復し、暮らしはじめて16年。おいしい水が湧き、囲炉裏があって、四季折々の恵みにあふれる暮らしを楽しんでいます。

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ティートリー油の経口摂取は危険

ティートリー油の経口摂取は著しい毒性を生じる

ティートリー油は錯乱、歩行困難、失見当識、運動失調、全身性接触皮膚炎、呼気のユーカリ様臭を引き起こす可能性があるため、薄めていない精油を経口摂取してはならない (66) (94) 。個々の症例は下記の通り。
1) 60歳男性 (アメリカ) がティートリー油を小さじ半分量摂取したところ、痒みを伴わない皮疹、手、足、顔の腫れ、悪心を生じた (PMID:8155123) 。
2) 17ヶ月齢男児 (アメリカ) がティートリー油を10 mL以下摂取したところ、約10分後に運動失調、傾眠状態を呈した (PMID:8588296) 。
3) 23ヶ月齢男児 (アメリカ) が100%ティートリー油を約10 mL摂取したところ、約30分後に混乱状態、歩行困難を呈した (PMID:8057407) 。
4) 4歳男児 (アメリカ) が100%ティートリー油をスプーン2杯摂取したところ、30分以内に運動失調、意識喪失を呈した (PMID:12813303) 。

・局所的に適切に使用する場合はおそらく安全と思われる (66) 。子どもや妊娠中・授乳中の使用についても同様である (66) 。ただし、一部の製品の男児による使用は女性化乳房をおこす可能性があるため安全性に懸念がある (66) 。
ラベンダーとティートリーのオイルが含まれたシャンプーやジェル、オイル、スキンローションを使用した4歳5カ月~10歳1ヶ月の男子が女性化乳房をおこし、使用を中止したところ短期間で消失した。ヒト乳がん細胞を用いた実験では、ラベンダーオイルとティートリーオイルにエストロゲン及び抗アンドロゲン活性が認められたという報告がある (PMID:17267908) 。
・外用により、局所刺激や炎症、アレルギー性接触性皮膚炎、湿疹、軽度の口腔粘膜炎症などを引き起こす可能性がある (66) (94) 。また、にきび患者においては、皮膚乾燥、灼熱感、刺痛、そう痒、発赤を生じる可能性がある (66) 。個々の症例は下記の通り。
1) アトピー性皮膚炎の40歳男性 (オランダ) が、気管支炎のためにティートリー油の蒸気を1日数回、数分間を2日間吸入したところ、顔、眼の周囲、身体、腕に浸潤性水疱を生じた (PMID:9007380) 。
2) 74歳男性 (イギリス) が、こめかみのいぼにティートリー油含有の軟膏を塗布したところ、24時間以内に皮膚炎を生じた (PMID:10617229) 。
3) 45歳看護士 (オーストラリア) が、ティートリー油3%含有のハンドソープを使用したところ、5分以内に発赤を生じた。ただし、パッチテストではティートリー油に陰性を示した (PMID:9062759) 。
4) 慢性膣カンジダ症の28歳女性 (イギリス) が、ティートリー油製品とラベンダー油含有クリームを広範囲に使用し (量、期間不明) 症状の悪化と、右手、足、前腕、眼の周囲の湿疹を生じ、パッチテストでティートリー油とラベンダー油に陽性を示した (PMID:10789871) 。
5) 頭皮乾癬の既往歴のある38歳女性 (オーストラリア) が、12ヶ月前からティートリー油含有シャンプーを利用し、まぶたに皮膚炎を繰り返し生じた (PMID:17627654) 。
6) 健康な成人28名 (オーストラリア) に25%ティートリー油を用いてパッチテストを行ったところ、3名がひどいアレルギー反応を示した (PMID:9838722) 。
7) 46歳の中国人男性 (カナダ) が、左脛の傷にティートリー油を2週間塗布したところ発赤やかゆみを生じ、塗布を中止したが、7日後には全身に広がった (PMID:11123417) 。

・耳感染症のために中耳にティートリー油を局所投与すると、内耳神経毒性や聴覚障害を引き起こす可能性があるため、高濃度のティートリー油の使用は避ける (66) 。動物実験 (モルモット) において、100%ティートリー油の中耳滴下は、内耳神経毒性を示したという報告がある (PMID:10720822) 。
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(独)国立健康・栄養研究所 情報センター 健康食品情報研究室
「健康食品」の安全性・有効性情報ネット
hfnet.nih.go.jp/notes/index.php

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天然、自然のものなら安全とはいえません。
アロマテラピーがもてはやされていますが、
自分に合うか、合わないかを確かめながら、
また子どもには要注意です。
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