境野米子の自然暮らし

築150年の茅葺きの古民家を修復し、暮らしはじめて16年。おいしい水が湧き、囲炉裏があって、四季折々の恵みにあふれる暮らしを楽しんでいます。

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栗の花

栗の花B
栗の花が満開です。ゆさゆさと、盛大に咲いています。
このあたりでは、あっちにもこっちにも、咲いています。
縄文時代から、貴重な食糧だったせいでしょうか。
栗はどういうわけかセシウムが高いので、
去年も食べられなかった!

芭蕉が旅をしたのはちょうど今頃。
須賀川に滞在し、詠んだ句が残されています。

世の人の見付ぬ花や軒の栗

「おくのほそ道」より

********************
「この宿の傍に、大きなる栗の木陰をたのみて、世をいとふ僧あり。橡(とち)ひろふ太山(みやま)もかくやとしづかに覚られて、ものに書付侍る。その詞、
栗といふ文字は西の木と書きて西方浄土に便りありと、行基菩薩の一生杖にも柱にもこの木を用い給ふとかや。」

<意味>
この宿場の外れに、大きな栗の木陰を頼りにして、俗世を避けるように暮らしている僧がいる。西行が「橡ひろう」と詠んだ深山も、こんなであったかと思うほど静かだったので、つぎのように書き付けた。
栗という字は西の木と書いて、西方浄土に縁あるといって、行基菩薩は、一生杖にも柱にもこの木をお使いになったということですよ。

庵の軒先には、栗の花が人目につかず咲いている。この庵の僧も世間を避けるようにひっそりと暮らしている、いかにも奥ゆかしいことだ。
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