境野米子の自然暮らし

築150年の茅葺きの古民家を修復し、暮らしはじめて16年。おいしい水が湧き、囲炉裏があって、四季折々の恵みにあふれる暮らしを楽しんでいます。

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鹿ノ子百合が咲き出しました

勝手に咲いている山百合です
8月15日山百合

カノコユリとは
四国南部や九州西部を中心として台湾や中国南東部まで分布するユリ。地域によって自生環境は異なり、九州では海岸近くの岸壁や草原、四国では内陸の岩壁などで見られます。鹿児島の甑島は群生地として有名です。『鹿ノ子百合』の漢字を当て、花に紅色の鹿ノ子絞りみたいな模様が入るところから来ています。学名のスペキオスムは『美しい』という意味です。

主な開花期は7月中旬~8月中旬で、日本に分布するユリの中ではやや遅めです。径10cmほどの花を下向きに咲かせます(まれに上や横向きに咲くものもあります)。草丈は大きくて1.5mほど、1茎に10~20輪ほど咲きます。花びらは大きく上に反り返り、オーソドックスなタイプは縁部分が白で中心部分に行くにつれて紅色になります。茎は直立するか、湾曲して伸びます。

花色をはじめ、個体によって様々な違いがあります。花色は濃紅~ピンク、中には全く色の付かない白花もあります。花粉の色も赤褐色と黄色があります。球根の色も赤紫~黄緑色まで色幅があります。おもしろいことに赤みの強い球根ほど、咲く花の色が濃い傾向があります。また、色の淡い球根は苦みが少なくて食用になります。ウイルス性の病気に比較的強くて、つきあいやすいユリのひとつです。

球根は飢饉の祭の救荒食物となったと言われています。ヨーロッパへはシーボルトによって持ち込まれました。ヤマユリなど他の種と掛け合わせて作られた交配種のオリエンタル・ハイブリッドは大輪で美しく人気があります。

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