境野米子の自然暮らし

築150年の茅葺きの古民家を修復し、暮らしはじめて16年。おいしい水が湧き、囲炉裏があって、四季折々の恵みにあふれる暮らしを楽しんでいます。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「シャルリーエブド」の本当のこと

世界中の全ての人々があらゆる違いを超えて戦争をやめて和解するための言葉

フランス人のPさんから来たメールを紹介します。
これを読んで、「シャルリーエブド」についての考えが変わりました。

****************

皆さん
世界中で多くの大変な事故、戦争、悲惨なことがあり、フランスは尊大な人の多い小さな国に過ぎませんが、最近「シャルリーエブド」について日本のメディアにおける誤訳が多くて辛いです。
「シャルリーエブド」の方はレイシズム、あらゆる宗教の過激派による暴力、戦争、不公平などを非難して、友愛の社会、みんながあらゆる違いを超えて一緒に笑える社会、世界中の人々が平和になれることだけを望んでいる方でした。その方のユーモアは確かに無礼であり、フランスと日本の文化はまったく違うので分かりにくいと思いますが、一番大事なことは心の中にある気持ちなのではありませんか? その挿絵を通して伝えたいメッセージではありませんか?
そのユーモアに傷ついた方がいたら本当に残念なことですが、レイシズムではありません。フランス語でそのユーモアを「second degré」といいます。日本語だと翻訳がないようですが、辞書で「裏を持った意味」、「文字通りでない」と説明されています。 シャルリーの方はイスラム人、ユダ人、クリスチャン、政治家も、たくさんの方の風刺画をしましたが、その全ての方の宗教、国、肌色などではなくて、ただその悪いこと、あるいはあらゆる人間の中にある悪いことだけを非難していました。「どこでも、あらゆる国でも、あらゆる宗教でも良いことも悪いこともあるよ」というメッセージでした。その悪いことを指摘しないと、どうやって解決できるのでしょうか? どうやって世界中の悪いことがなくなれるのでしょうか?
「シャルリーエブド」の中に興味深いテキストもあり、原発も反対したり、動物殺戮も非難したり、もっと社会的でエコロジー的な経済(お金持ちだけのための経済でない経済、貧困をもたらさない経済)も勧めたりしていました。
無礼な風刺画があるのは、国民の注意を引くためだけです。
良い方法だということではなくて、
私も傷ついた時もありますが、、、
私にとって、「Je suis Charlie」というのは発言の自由を守るためだけではなくて、特に世界中の全ての人々があらゆる違いを超えて戦争をやめて和解するための言葉です。 それは「シャルリーエブド」の本当の心だと思います。「シャルリエブド」ーの方は、ただいたずらっ子のように遊んで無作法な絵を書きながら、素晴らしい理念を伝えていました。
殺人もきっとフランスで悲惨な生活があったため殺人になってしまったと思い、もともと悪い方ではないでしょうが、、、それもシャルリーの方が非難していたフランスの問題です。テロリストが新聞社に入って12人の方を殺した時は、ちょうど「どうやってレイシズムがなくなれるのか」という会議をしていたそうです。
また、最後のことですが、
シャルリーエブドの最新号表紙に書いてあるのは「すべては許される」ではなくて「すべてを赦した」という意味です。
( ここにも書いたあります http://synodos.jp/international/12340 )
私の言葉でも分かりにくいと思いますが・・・
誤解がなくなればと思います。
10日、パリで約150万人、地方でまた約150万人の方が大集会に参加し、その中にイスラム人、ユダ人、クリスチャン、無神論者もいて、皆が全ての違いを超えて一緒に歩いていました。素晴らしい愛と平和の感じでした。
長文で大変申し訳ありませんが、
皆さんが「シャルリーエブド」の本当のことが分かればと思っています。
スポンサーサイト

| ・大災害 | 05:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

境野さん

ご無沙汰しております。
フランス人のPenelopeです。
11月、福島県に行き素晴らしい紅葉、秋の景色にとても感嘆いたしました。境野さんにお会いできれば良かったですが、なかなか自由な時間がなくて残念です。次の機会を楽しみにしております。

さて、メッセージをブログで紹介して頂き、本当にありがとうございます。
フランスのメディアもそうですが、他国に関するニュースは偏向報道が多いようですね。世界中で文化の違いのため多くの誤解が起こり、戦争になってしまう国もあります・・・ あまりにも悲しいです。
7日に始まった襲撃事件は悲惨なことで、今も大変なことが続いているので喜ぶ状況ではありませんが、少なくとも「シャルリーエブド」の本当のこと、平和のメッセージが世界中で知られていればと思います。

フランスだけでなく多くの国における襲撃事件、宗教の名のもとに行われる戦争、金のための戦争も、すべての暴力がなくなるようにお祈りいたします。

2015年は悲しい事件で始まり、7日後数日も落ち込んでいましたが、何が起こっても希望を持ち続けることが大事だと思います。

まだまだ寒さが厳しいですが、くれぐれもご自愛ください。

ペネロープ

-----

追伸:
私の間違いですが
フランスでの大集会は10日でなく11日でした。

| Penelope | 2015/01/19 22:40 | URL |

Re: タイトルなし


Penelopeさま
素晴らしいメッセージをありがとうございます。家族皆にも読んでほしくて、送りました。多くの人に知ってほしい、読んで欲しいメッセージです。そして、私たち一人一人が受け継ぎ実行していきたいメッセージですね。
またお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

| Sakaino Komeko | 2015/01/20 05:00 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://komekosk.blog55.fc2.com/tb.php/2967-e9e5a3e7

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT